【2025年最新版】初心者必見!おすすめマイク13選と選び方のポイント

おすすめ機材
スポンサーリンク

「歌ってみた」や「ゲーム配信」には欠かせない機材のマイクですが、種類が多すぎてどのマイクを買ったら良いかわからない。という方は多いと思います。
MIXで生計を立ててるミキシングエンジニアの私が厳選して情報を集め、それぞれの用途に合ったおすすめのマイクを紹介します。


この記事では

  • どういう方にどのマイクが向いているのか
  • それぞれのマイクのメリット
  • それぞれのマイクの特徴


について解説していきます。


この記事を書いた人

藤なめこる

・ミキシングエンジニア歴:7年以上
・累計MIX件数:800件以上
・MIXだけで最大、月収30万以上
・Nameko Blog管理人
・Nameko Studio運営
・ 2017年からMIXの勉強を独学で始め、2019年にはMIX & MIX講師としてフリーランスで生計を立てています。

このサイトは「音楽知識0からMIXで月1万円稼ぐ方法」をテーマに記事を増やしています。

    現在は海外在住。最近の趣味はVALORANT、アイススケート、バレーボール、ボードゲームです。

ダイナミックマイク、コンデンサーマイクって何が違うの?

ダイナミックマイクと、コンデンサーマイクの違いを簡単に説明すると一番の違い録音範囲です。

ダイナミックマイクはマイクの近くにある音のみを拾いますが、コンデンサーマイクは広い範囲で音を拾ってくれます。


録音範囲が広がれば音声を正確に拾いやすくなりますが、その分環境音やノイズなども拾いやすくなってしまいます。

さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

 

【2万円前後】初心者おすすめコンデンサーマイク

LEWITT / LCT240 Pro

LCT240 Proの特徴

 低価格帯の中ではかなりクリアな音質

低価格帯のコンデンサーマイクで質が良いものはとても少ないのですが、LCT240 Proは音をかなりクリアに録音してくれます。
そのため静かな曲をよく歌う方や、女性ボーカルにはとてもおすすめのマイクです。


 専用のポップガードが使いやすい(別売り)

別売りにはなりますが、専用のポップガードがマグネット仕様で取り外しが簡単なため、メンテナンスも楽に行えます。金属製なので水洗いも可能です。

こういう人におすすめ!

・女性ボーカル
・低予算で、マイクを買いたい
・クリアな音声で録音、配信をしたい
・ポップガードのメンテナンスを楽にしたい

 

audio-technica / AT2020

 リーズナブルな価格

コンデンサーマイクの中ではとても安価で音質も悪くないマイクです。

 音がフラットで、特徴のないマイク

音がフラットと聞くと一見悪いように聞こえますが、クセがないというのは初心者にとってはとても良いことです。初心者のうちは音の基準が全くわからないため、特徴がないAT2020から入り、「もっと高音域が出るマイクが欲しい!」などの欲が出たら別のマイクを購入するというのを強くおすすめします!

 音量を上げ過ぎるとホワイトノイズが少し目立つ

安いマイクなので音量を上げ過ぎると少しホワイトノイズを拾ってしまいます。

こういう人におすすめ!

・初めてコンデンサーマイクを買う
・低予算で、マイクを買いたい
・いきなり高いマイクを買うのは怖い

 

MXL / V67G-HE

 安いのに高音質

このマイクは中音域から高音域にかけて解像度が非常に高く、細かい表現もしっかり録音してくれます。高音域はキンキンしにくく、また音に芯があり、音が細くなりにくい特性があります。

 豊富な付属品

V67G-HEには以下の付属品が含まれています。

・専用のハードケース
・クロス
・ポップガード
・ショックマウントホルダー

ハードケース付きなので持ち運びにも最適です。専用のポップガードは固定する部分が少し緩いので別途でポップガードを購入する必要がありそうです。


こういう人におすすめ!

・低予算で、マイクを買いたい
・自分の表現力を活かしたい
・スタジオなどに持ち込んで使用したい

 

【3万円~】音質重視!高品質なコンデンサーマイク

LEWITT / LCT440 PURE

 女性ボーカルとの相性が良い

高音の伸びが良く透明感のあるクリアな音質です。静かな曲、女性ボーカルとの相性がとても良いです。

 アコギとの相性が良い

高音の伸びが出るマイクにありがちなキンキンとした感じも少なく、クリアに録音されるためアコースティックギターとの相性もとても良いです。

 専用のポップガードが使いやすい

専用のポップガードがマグネット仕様で取り外しが簡単なため、メンテナンスも楽に行えます。金属製なので水洗いも可能です。

 豊富な付属品

LCT440 PUREには以下の付属品が含まれています。

・専用ケース
・ウインドスクリーン
・専用のマグネット式ポップガード(金属製)
・ショックマウントホルダー



こういう人におすすめ!

・女性ボーカル
・弾き語りを配信や録音したい
・高音域を綺麗に録音したい
・ポップガードのメンテナンスを楽にしたい

 

AKG / C214

 男性ボーカルとの相性が良い

音に芯があり、力強い表現がしやすいマイクです。激しい曲や、男性ボーカルとの相性がとても良いです。

 10万円相当の機器が内蔵

上位機種のC414(10万円相当のマイク)と同じ振動版(ダイアフラム)を使用しているためC414とほとんど変わらない音質で録音することが可能です。

 ローカット切り替えスイッチ

ローカット切り替えスイッチがついています。スイッチをオンにして録音するとポップノイズ(ボフッという息がかかる音)がかなり軽減されます。

 豊富な付属品

C214には以下の付属品が含まれています。

・専用のハードケース
・ショックマウントホルダー
・ウィンドスクリーン

専用のハードケースが付属しているため、持ち運びにも最適です。


こういう人におすすめ!

・男性ボーカル
・力強い表現が得意
・音質重視で録音、配信をしたい
・スタジオなどに持ち込んで使用したい

 

Neumann / TLM 102

 業界最高クラスのマイク

業界最高クラスのマイクをいくつも取り扱っているNeumann社。
プロが一般的に使用することが多い「U87Ai」の下位モデルが「TLM 102」になります。宅録向けで、一般人をターゲットにして作られたマイクです。


 音質の良さがトップクラス

Neumann社のマイクは他のマイクとは段違いで音質が良いです。抜けが良く、音の解像度もとても高いです。

 ポップガードが内蔵

TLM 102にはポップガードが内臓されているため、ポップガードを使用しなくてもある程度のポップノイズ(ボフッという息がかかる音)は除去してくれます。

こういう人におすすめ!

・最高品質で録音、配信をしたい
・長い間使用したい
・曲によってマイクを変えるのが面倒

 

 

【1万円前後】初心者おすすめダイナミックマイク

SHURE / SM57 LCE

 汎用性の高いマイク

アコースティックギター、ギターアンプ、ドラム、どんな楽器とも相性が良いです。

 環境音が入りにくい

指向性(録音範囲)が鋭いためハウリングしにくく、環境音も入りにくい仕組みになってます。

 ボーカルには少し不向き

指向性が鋭い反面、ポップノイズ(ボフッという息がかかる音)に弱いためボーカルなどには不向きです。

こういう人におすすめ!

・楽器の録音がしたい
・弾き語りの録音、配信がしたい

 

SHURE / SM58S

 世界で一番有名なマイク

オーディオ業界で知らない人はいない。と言っていいほど有名なマイクです。「58」、「ゴッパ」、「ゴッパチ」なんて言われたりしています。

 プロ現場でも現役で活躍

50年以上プロの間で使われているマイク。使いやすさ、頑丈さから現在もプロのライブなどで使用されています。

 男性ボーカルとの相性が良い

音に芯があり、力強い表現がしやすいマイクです。激しい曲や、男性ボーカルとの相性がとても良いです。

 スイッチ付き

スイッチ付きなので配信中、咄嗟にミュートしたいときに役に立ちます。型番の後ろにSがついているマイクはスイッチ付きのマイクになります。

 耐久性に優れている

バスが全焼して洋服、携帯電話、機材、その他の荷物が全て燃えたにもかかわらず、SM58だけは無事だった。なんていう逸話もあります。

どれだけ耐久性に優れているかは、こちらに耐久テストの記事があるので、詳細はこちらの記事をご覧ください。

 

こういう人におすすめ!

・男性ボーカル
・力強い表現が得意
・配信中すぐにミュート切り替えできるマイクが欲しい

 

SENNHEISER / e935

 女性ボーカルとの相性が良い

音が籠りにくく、高音が綺麗に録音されるため静かな曲、女性ボーカルにはおすすめのマイクになります。

 低音域もしっかり録音される

高音域が綺麗に録音されるマイクは低音成分が少なくなりがちですが、e935は低音もしっかり録音されるため、バランスよく録音できます。

 ハウリングしにくい

指向性(録音範囲)が鋭いためハウリングしにくく、環境音も入りにくい仕組みになってます。

こういう人におすすめ!

・女性ボーカル
・弾き語りを録音、配信したい
・ライブで使用したい

 

AKG / D5

 温かみのあるサウンド

温かみのある優しい音質です。静かな曲や、弾き語りと相性が良いです。

 音質・音量が大きく変化しにくい

口元から多少離れて歌っても音質・音量が大きく変化しにくいです。

 ハウリングしにくい

指向性(録音範囲)が鋭いためハウリングしにくく、環境音も入りにくい仕組みになってます。

こういう人におすすめ!

・温かみのある優しい音質で歌いたい
・弾き語りを録音、配信したい
・ライブで使用したい

 

【3万円~】音質重視!高品質なダイナミックマイク

BeyerDynamic / TG V70DS

 低音がしっかり出る

低音が出るマイクにありがちなボワボワ~とした感じもなく、綺麗に低音が強調されます。
BeyerDynamic社の製品はどれも低音がしっかり出るものが多いです。


 ゲイン(音量)が大きい

ゲイン(音量)が大きいため声量に自信がない方にはおすすめです。

 ライブ向きのマイク

ゲイン(音量)が大きいためライブなどの大音量でも声が埋もれることが少ないです。

 ハウリングしにくい

指向性(録音範囲)が鋭いためハウリングしにくく、環境音も入りにくい仕組みになってます。

こういう人におすすめ!

・低音がしっかり出るマイクが欲しい
・声量に自信がない
・ライブで使用したい

 

SHURE / MV7

 ノイズを拾いにくい

ホワイトノイズ、ポップノイズ(ボフッという息がかかる音)を拾いにくい仕様になっています。

 ある程度距離があっても音を拾う

感度が高いので多少マイクと離れていても、しっかり音を拾ってくれます。ダイナミックマイクにしては珍しい仕様です。

 USB端子で接続可能

マイクを使用するとなるとXLR端子は直接PCに差し込めないため、オーディオインターフェースを購入する必要があるが、MV7はUSB接続が可能なのでPCに直接差して使用することができます。

 ボタン1つで音量調整やマイクミュートが可能

マイク本体にマイク感度調整、ミュートボタンがついているためすぐに音量調整、ミュートを行うことができます。(USB端子接続の時のみ使用可能)

 専用アプリで音の調整が可能

専用アプリを使用してEQ、コンプレッサー、マイクミュート、マイク感度などを調整できます。細かく調節できるため自分の声と相性が良い設定を見つけられるかもしれません。

こういう人におすすめ!

・オーディオインターフェースを持っていない
・もっと楽に配信したい
・自分の声にあった音質で配信、録音をしたい
・設定を細かく調節できるマイクが欲しい

 

SHURE / SM7B

 圧倒的高音質

様々マイクと比較して圧倒的に音質が良いです。
音の厚みもあり、低音域から高音域まで綺麗に録音されます。


 ノイズを拾いにくい

感度が低いため、ホワイトノイズなどの環境音が入りにくいです。

 中音域ブースト切り替えスイッチ

中音域をブーストしてくれる切り替えスイッチがあります。中音域がブーストされることによってボーカルに厚みが出たり、よりはっきり聞こえるようになります。

 ローカット切り替えスイッチ

ポップノイズ(ボフッという息がかかる音)を拾いにくくしてくれます。

 初心者にはあまりおすすめできない

他の物と比べ音質は段違いで良いものの、感度が低いため声量がないと音があまりマイクに乗りにくかったり、感度や距離の設定が初心者には少し難しい可能性があります。

 重さがある

重さがあるため、マイクアームも良いものを使わないと重さでマイクが垂れてしまいます。
マイク本体が765gなので耐荷重770g以上のマイクアームを買えば問題なく使用できるかと思います。

マイクアームは下にあるリンクのものを購入すれば問題なく使えます。


こういう人におすすめ!

・マイク、I/Fの操作に慣れていてる
・もう1つ新しいマイクを探している
・ハイエンドマイクで録音、配信したい

コメント

タイトルとURLをコピーしました